完:「馬鹿女、今まで何処に行って
誰と楽しく過ごしとったんや?」


完二の蘭の腕を掴む力が強まる。

蘭はビクッと震え、声が出ない。


完:「……会いたかった…」


完二が消えそうな声で蘭に言った。

それから弱々しい力で抱き締める。


蘭:『完二君…』


蘭がギュッと完二の背中に腕をまわす


それから、深呼吸をして完二に話を
始めた。



蘭:『あの次の日、私は……』