太陽と月に分けられて



拓:「アヤカ…が?」

光:「う、嘘だろ!?」


光輝が担任の胸ぐらを掴んで怒鳴った。

俺はただ何も分からないまま、それを見ている。


光:「何でだよ!?ふざけんな!!」


何かに怒りながら、怒鳴る光輝の目には涙がたまっている。

担任は目をそらしたまま、アヤカが首をつっていたことを伝える。

おまけに本人の遺書まであるそうだ。


光:「嘘つけ!!!!??」

拓:「おい、もうやめろ……」


俺はこれ以上担任をせめても無駄なので、光輝を引き離した。


拓:「すいません先生、俺たち今日は休みます」

光:「アヤカ………」


担任が部屋を出ていった後、光輝が子供のように泣き出した。

俺は驚いたが、あれほど大切にしていた妹だ、泣くものなのだろう。

俺は何を言えばいいのか分からないまま、光輝を抱き締めた。


アヤカが泣いたときも、こうしてたな…

そんなことを思いながら、光輝の頭に手をのせていた。






アヤカが自殺に踏み込んだ最後の原因が俺だなんて知らずに