太陽と月に分けられて



ア:「拓也!勉強教えてくれない??」

拓:「別にいいけど、光輝が部屋を使いたいって言ってたから」

ア:「あー…じゃあ、無理だね」


いつものように一日が終わり、アヤカが俺に話しかけてきた。

俺は、どこが勉強できる場所を考える。

だか、全く出てこない。


拓:「…あ、教室はどうだ?」

ア:「あー、なるほど…」


二人で、しばらく納得していると、アヤカが鞄を持つ。


拓:「ここでやるんだろ?」

ア:「うん、テキスト部屋に置いてきちやったから!」

拓:「ああ、なるほ……」


俺が納得したと頷こうとしたら、目の前にアヤカの顔があった。

唇に柔らかい感触がある。


…俺は今、キスをされている。

キスはどんな気持ちでするものなんだろうか?

確か、アメリカ人が友人にしているのを見たことがある。

なるほど『好き』な奴にするんだな。


俺は心理学というよりかは、怒るや笑うなどの勉強をしている。

俺も多少の感情はあるが、やはり分からないものが多い。

でも、勉強しても自分で感じたことの無い感情が多く、困っている。


これが、『好き』なんだな


俺はそう納得して、もう一回アヤカに唇を重ねた。