蘭:『私って本当について無いな…』


とぼとぼと一人で寮に向かう蘭。

太陽組とは違い、校舎から少し歩く。


蘭:『でも、あのままよりはマシだよね、うん。』


嫌にでも明るくしようと蘭が笑う。

すると、後ろから低い声がする。



?:「おい」



とても恐ろしく、脅されているような
声に蘭が冷や汗をかいた。




?:「月組寮ってどごだ?」