無責任に恋しよう



「あの後ね…何人かの人が私に言いに来たの。『学園長に頼んであんな決まり無くさせて』って。他にも『絶対いや』とか『ひどい』とか…みんないろんなこと言ってるの。…私のせいでみんな嫌な思いしてて」

「明ちゃん最初に『可哀想だけど仕方ない』って言ったじゃん」

「…」

「それにあんなのみんな守らないよ。恋愛禁止ーって言われただけで別れるとかある訳無いでしょ?」

「そ、それじゃ校則の意味が無いじゃない」

「…明ちゃんは恋愛禁止を守ってほしいの?守ってほしくないの?」

少し泣きそうな顔。久しぶりに見た、こんな顔。