無責任に恋しよう




次の日。全校集会が行われた。
明ちゃんが体育館の一番前に立って、「校内恋愛禁止令」を…はっきり「やめろ」とは言えずに、遠回しに。

結構な数の生徒がざわついた。
生徒同士で恋愛してる人はほんとにたくさんいるみたいだ。

そんなざわめきを聞いて、明ちゃんは困ったような顔をしながら一礼して、その場を去った。



「…穂花。私まちがったことしてないよね」

授業が終わり、二人でいつもみたいに下校していると
明ちゃんが呟いた。

「私にはわかんないけど。最終的に恋愛禁止を決めたのは明ちゃんじゃなくて学園長なんだから気にしないでいいんじゃないの」

「でも意見を出したのは私だし」

「後悔してるの?」

明ちゃんはハッとして私を見た。