「そうよ。そうに決まってるよ。」 私がそう言うと詩織は涙を手で拭う。 「ほら、ハンカチ使いな。」 私がハンカチを渡すと詩織はお礼を言いながら受け取り、そのまま涙を拭いた。 「綾香、ありがとう。絢香に相談してよかった。これからはどんどん迷惑や心配かけるからね。 もう、作り笑いなんてしないから。だから安心して。」 詩織は空を見ながらそういう。 きっと……蓮斗くんにも言ってるんだろうな、その言葉。