1人ポロポロ涙を流していると病室に誰かが入ってきた。 …検査でもしに来たのかな。 急いで涙を拭き、顔を上げる。 「……蓮斗。」 「な…おまっ……」 だけどそこには、合山がいたのだった。 「合山、忘れ物か?まったく、おまえも人のこと言えないドジだぜ?」 急いで笑顔を作り、そう言うと合山はダンッと壁を蹴った。 ちょっと待て、ここ病室だ。あまり暴れるな。 心の中でそう思いながら、合山を見つめる。