光side

「おじゃましまーす。」


無駄に明るい声が響く


「ねー、光、あたしに魅力はない?」

そう言って服を脱ぎ始めた


「友達の光があたしをみて、恋に落ちそうにならない?」

真剣な顔だった。
でも、それは宏のことだ。


「ねぇ、光。あたしのことすきになってよ。ねぇ、壊してよ。」


「服きろ。」

俺は冷静を保ちながら服をなげた。

「いやだ。ちゃんとみて。魅力ない?」


「服きろ。」


「幼なじみは幼なじみのままだよね。」


俺はなにもいえなかった。
遥はかえった。