「遙!おっけーされた。どーしよ。うれしい。」
なにこの胸の痛み


「初デートいくんだけど。遙もきて!光くんつれてくるらしいから。あー、楽しみ。」

あたしもいくのか。

「うんいいよ。」

「ありがと!遙大好き。」



待ち合わせに来たあたしたち。
「遙。服装変じゃない?」

「大丈夫だよ。」

かわいいなさや。

「お待たせ。」

宏はあたしを少しみて逸らした。

なんだし。

あたしは光と後ろを歩いてた。

胸の痛みが治まらない
初々しい二人。
あたしもさやみたいにかわいかったらなー。

「お手洗い、いくね。」

「はいよー。」

「俺も彼女ほしいなー。」

「光できるっしょ。」

できるだけ宏をみない。
「遙。それ食わせろよ。」

「いいよいいよ。まってね。」

あたしは一口サイズにきって、昔みたく、

「はい!あーん。」

「おまえ、そこ鼻!ばーか」

光おかしーとあたしはわらった。

「おまたせ。なにしてんの?」

「光であそんでた。」

「遙のばーか」

「光のばーか」

「なかいいね。」

「長年のつきあいだからねー、」

ねー?と便乗する光
「まねしないでよ。」

そのとき宏の視線を感じた。
そして、さやが宏を見つめるをみた