親友と嫉妬。

「胡桃ー?まだ寝てるのー?」

「起きてるし。」

「もう行くわよー」

「はーい」








「心優ー。心優!」

「ん…はあい」

「起きろ!行くぞ!」

「えぇ、もーぉー?」

「グズグズしない!車に乗って!」

「はあい」





















シュルルルル
パチンっ


「ふふ、新しい制服が来るまではこの制服かぁ」

ピンポーン

「え?こんな早くに誰?」

「今あけまーす」

ガチャッ

「おっはーよ」

そこには人を和ませるゆるーい笑顔があった。

「心優!」

「へへ、きちゃった」

「わー!どーして家がわかったの?」

「ふふ、まぁまぁ。行こっ」

「えー教えてよー」

こんな茶番も出来るんだ。
まいにち。まいにち。エブリデイ。
嬉しい…なぁ…


心優はロングヘアのモテ顔だ。
私みたいなショートヘアでモテない女子の友達が心優の側にいていいものかと、最初は心優と話すのをためらって、避けていた。

だが、今はこの仲良くなりよう。
まさか、こんなにお互いがお互いを信じてられると思わなかった。

新しい中学でも心優とは離れないでいよう。
新しい友達はできたら作るくらいで。


「はぁ」

「え、なんでため息?」

「だって、友達…。私、人見知りする方だから友達が…」

「大丈夫だよ、心優、可愛いしすぐ声かけてもらえるって」

「うぅ…」

「胡桃もがんばるからさ、ね?」

「うー…うん…」