生きる道しるべとしての恋愛

優湊には、人とは違う、変わった恋愛観が、少年時代から、持ち続けていた。

それは、同性愛である。

同性にしか、心開けないし、特定の同性にしか、愛と言うモノを、感じれなかった。

優湊にとっての、同性間での恋愛は、当たり前で、生きる糧にもなっていた。

優湊的には、将来は、自分が白馬に乗った王子様になれるものだと思い込み、それ否が素敵なお姫様が、白馬に乗って、やって来るものだとも、考えていた。