私を惚れさせて。私の虜になって。

ご飯も終わって、松木は家に帰ってしまった。

まーくんと2人、同じ部屋。

沈黙ったらありゃしないところだったけど、

私にはやることがある。

自分はどうなるのか、

どうすればいいのかって考えて、

遠くにいかなきゃいけないのかなって、

行かなくて済む方法はないのかなって、

「完全寮制とかは?」

「えっ?」

「思いつめた顔して調べることなんてひとつだけだろ」

「…近くにあるかな」