おれんじりぼん


「ほーらそこ!無駄話ししない!」

「「「はーい」」」

おしゃべりしてたら先輩に怒られちゃった。
私達は片付けをはじめた。

「さよならー」

そして部室を出る。

「あー!つかれたー!」

ももちゃんが叫ぶ。
そしていつも通りの道を歩く。

「あれ?北村くんじゃない?」

りんかの声に振り返る。

真っ暗な校庭でサッカーボールを蹴る影。
あれは…北村くんだ。

「北村くんと帰れば?」

「そーだよ!」

りんかとももちゃんが大きな声で言うから
北村くんにガン見された。

「わ、私忘れ物した」

耐えきれなくなって逆方向の部室へ走りだした。
これ以上嫌われたくないよ。

自然と涙がでてきた。