おれんじりぼん


「そっか…泣くほど好きなんだ。」

「え。」

「田島…泣いてる」

「あはは…ほ、本当だ。ごめん」

もう人の前では泣かないって決めたのに。
これじゃ、北村くんの時みたいにウザがられて小林くんにも嫌われちゃうよ…

あわてて涙を拭く。

「もし…自主練してたのが俺だったら田島は俺のことが好きだった?」

「え…いや…」

いきなりの質問に戸惑う。

冗談かと思って小林くんを見るけどいつになく真剣な表情で…

「なぁ、田島…俺さ」

ーガチャ

「龍二くーん!」

「あっ。佐々木…」

小林くんが何がを言いかけた時。
屋上のドアが空き、1人の少女が現れた。