....アメリカ....

蓮唯が留学してるアメリカでも三年たった。

「蓮唯!おつかれ!」

そういい水を渡した来翔。

「来翔もおつかれ!!」

行きの飛行機で同じ先生に習うのを知った蓮唯と来翔は

仲良くなり、今では良きライバルとして互を認め合っていた。

「ロングトーンがよく続くね…」

来翔は疲れきった顔で言う。

「mr.ジョニーの教えは本当なんだね!!」

蓮唯は笑顔で来翔に言う。

「そりゃそうだろう。

だって蓮唯が習っていた先生の師匠だろ?」

mr.ジョニーは佳が現役時代習っていた先生だった。

「うん。来翔も高音が綺麗。

男子とは思えないよ!!」

「俺はもともと声が高いほうだからなぁ…」

「はいはい。そこまで!

水分補給したらすぐ来るようにって言ったでしょう!!

Ms.レイ!!」

「OH!sorry!!mr.ジョニー」

mr.ジョニーに怒られ蓮唯は慌てて向かった。

英語が苦手だった蓮唯は来翔の助けもあり、

なんとか日常では話せるようになっていた。