大嫌いで大好きな幼馴染み

あたしはその3枚の紙を綺麗に重ねてホッチキスで止めた。

「.......これだけ?」

「簡単すぎるだろ。」

「これあたしいるの?」

「2人でやった方が早いだろ。」

「そうかもしれないけど夜の方が早いじゃん。」

「慣れたら蝶だって出来る。」

「そういう問題じゃないのに......」

このまま夜と話してても埒があかないと思い、黙々と手を動かしていった。

........家に帰りたい......。

あたしは手を動かしつつも頭ではそんな事ばかりだった。

思わずあたしは隣に座る夜の方を見る。

........まぁ真面目にちゃんとやっているわけで。

あたしは今作った資料をホッチキスでとめ、そのまま次のを作らずに紙の上に頬を乗せた。

........夜の方を向いた状態で。