一人、うろたえていたら、この天使はキレイな微笑を浮かべた。 「そんなの、アンが好きだからに決まってるでしょ」 そういって、彼は、腕を絡ませて来る。 恥ずかしさで、動けなかった私は、ラルトに捕まっていた。 「ちょ、やめて!」 「なんで?」