「新婦様」 黒い髪をきっちり縛って黒いスーツを着たあたしと同じくらいの年齢の彼女は、ニコリと笑ってドアを、開けた。 「新郎様が、来ると・・・・・・」 「え?」 ウソ、ここに来るの? ま、待って! けど、そんな願いが届くワケでもなく、 「あ、来ちゃいました・・・・・・」 そんな彼女の後ろに、人影がある。