「実は、霊力を使った。 クラスのヤツらには、俺がアイツを投げ飛ばしたと思わせてある。 記憶を操作させてもらった」 よかった・・・・・・。 取り合えず、バレてはないんだね。 ホッと胸を撫で下ろす。 そのとき。 「ひゃっ」 「どうしたの? すずかちゃん?」 「な、なんでもない・・・・・・」 「・・・・・・? そう、とにかく無事でよかったね」