「悪いな、しかしお前が先にやったことだ。 自業自得だと思え」 千は金の瞳で、鋭く男の人を睨みつけている。 あたしはみんなに聞こえないくらいの小声で、千に話しかける。 「ねえ、千。 霊力、使ってないよね?」 しかし、彼は答えてくれない。 男の人をただ、睨みつけ、眼力で倒してしまいそうだ。 「去れ。 お前に用はない」 千、思いっきり年上の人に“お前”って。 あ、千は実質今1000歳くらいだっけ? 千の方が何十倍も上だった・・・・・・。