私は相沢くんの肩にもたれかかり、目を閉じた せきのしすぎかな……目の前がぐるぐるする 「……あゴホッ……いざわくん……」 私は白いもやに包まれた もやの向こうから相沢くんの声が聞こえる あぁ、愛しい君の声が…… 「大好きだよ……」