佑梨のだんだん小さくなる叫びを聞きながら私は胸が締め付けられるように感じてた




「私……私は希衣ちゃんの気持ちが聞きたい」




佑梨が私を見つめる目はどこまでも真剣で、真っ直ぐで




「私は相沢くんのこと……好きだよ」




秘めた思いを




必死に隠して封じ込めてた思いを告白した




「私、相沢くんのこと好き」




強く言い直した




強く、強く




“過去”も“誓い“もみんな忘れるように




ただ強く、強く