「わぁ、希衣ちゃんらしい部屋だね!」 佑梨は笑顔を浮かべた 確かにこの部屋は私らしい 百人中百人が答えるだろう 壁には何もはってないし、白でまとめられてる 『すぐ消えそうな部屋だな』 千秋と千尋は言った そう、すぐ消えそうなんだ 今の私は、前の私のようにー