うわー、本当に凄い人だなあ。
背伸びをして覗こうとするけど身長が足りないせいか見れない。
んー、どうやったら見れるかなあ。
色んなやり方で試してみるも全然見れないよー…
1人落ち込んでると、いつの間にか菊池くんファンの子達に流され前の方まで来てしまってたみたい。
これはこれでラッキー何だけど、この子に当たったりこの子に当たったりと凄い人に当たる。
やっぱり身長が低いってやだよー!
そんな事を思ってるといつの間にかもう一番前まで来ていた。
これは見えるチャンスかな!?
背伸びをしてみる。そんな時に、
「ちょっとあんた邪魔よ!」
後ろの子の肘が辺り足が絡まって前のめりに転んでしまった。
「いったた…」
辺りはシーンッと静まり返っていて菊池くんファンの皆は一斉に私を見てる。
…恥ずかしい…
取り敢えず立とうとしたが足が痛くて立てない。
ど、どどどどどうしよう!!!
完全パニック状態になっていた頃、
私の目の前にさっと手を差し伸べられる。
なんだろ?と思い顔をあげてみると…
「大丈夫ですか?」
心配してる様な顔で一人の男の子が手を差し伸べていた。
そんな男の子の顔は吃驚するぐらい整っていて正にこの人のことをイケメンって言うんだと思う。
それに…
「凄く綺麗な瞳。」
「え…?」
え…?
驚いた顔をした男の子は、顔が赤くもあった。
も、もしかして声に出てた!?!?
うそー!うそうそうそ!
いやーー恥ずかしい!!!
「あ、す、すみません!」
取り敢えず誤って恥ずかしさのあまり立ち去ろうとしたが、立てなかったぁぁぁあ!
ど、どどどどうしよおおお!
また元通りになった現状に今度こそ頭が真っ白に。
そんな真っ白な頭の中に救世主が。
「りさ!?」
人を掻き分け出てきたのは
「りっちゃぁぁぁ!」
思いっきり抱き着いて安心感の余り涙がでてくる。
「あんた…」
りっちゃんは私の頭をよしよし優しい手つきで撫でながら男の子を睨んだ。
わわ!
「りっちゃん!あの人は悪くないから!ね?い、いこ?」
必死にりっちゃんの誤解を解いて無理矢理行かせようとぐいぐい服の裾を引っ張る。
「たくっ…」
はぁ…と溜息を付いて私が歩けないことを知ってか、手を差し伸べてくれる。
ほっと一息ついてりっちゃんが差し出してくれた手を取り今度こそちゃんとりっちゃんについて行く。
あ、最後に!
「あ、あの。有難う御座いました!」
軽くペコッと男の子にお辞儀をしてりっちゃんの後についていった。
ここで私は菊池くんという存在を忘れていた。
背伸びをして覗こうとするけど身長が足りないせいか見れない。
んー、どうやったら見れるかなあ。
色んなやり方で試してみるも全然見れないよー…
1人落ち込んでると、いつの間にか菊池くんファンの子達に流され前の方まで来てしまってたみたい。
これはこれでラッキー何だけど、この子に当たったりこの子に当たったりと凄い人に当たる。
やっぱり身長が低いってやだよー!
そんな事を思ってるといつの間にかもう一番前まで来ていた。
これは見えるチャンスかな!?
背伸びをしてみる。そんな時に、
「ちょっとあんた邪魔よ!」
後ろの子の肘が辺り足が絡まって前のめりに転んでしまった。
「いったた…」
辺りはシーンッと静まり返っていて菊池くんファンの皆は一斉に私を見てる。
…恥ずかしい…
取り敢えず立とうとしたが足が痛くて立てない。
ど、どどどどどうしよう!!!
完全パニック状態になっていた頃、
私の目の前にさっと手を差し伸べられる。
なんだろ?と思い顔をあげてみると…
「大丈夫ですか?」
心配してる様な顔で一人の男の子が手を差し伸べていた。
そんな男の子の顔は吃驚するぐらい整っていて正にこの人のことをイケメンって言うんだと思う。
それに…
「凄く綺麗な瞳。」
「え…?」
え…?
驚いた顔をした男の子は、顔が赤くもあった。
も、もしかして声に出てた!?!?
うそー!うそうそうそ!
いやーー恥ずかしい!!!
「あ、す、すみません!」
取り敢えず誤って恥ずかしさのあまり立ち去ろうとしたが、立てなかったぁぁぁあ!
ど、どどどどうしよおおお!
また元通りになった現状に今度こそ頭が真っ白に。
そんな真っ白な頭の中に救世主が。
「りさ!?」
人を掻き分け出てきたのは
「りっちゃぁぁぁ!」
思いっきり抱き着いて安心感の余り涙がでてくる。
「あんた…」
りっちゃんは私の頭をよしよし優しい手つきで撫でながら男の子を睨んだ。
わわ!
「りっちゃん!あの人は悪くないから!ね?い、いこ?」
必死にりっちゃんの誤解を解いて無理矢理行かせようとぐいぐい服の裾を引っ張る。
「たくっ…」
はぁ…と溜息を付いて私が歩けないことを知ってか、手を差し伸べてくれる。
ほっと一息ついてりっちゃんが差し出してくれた手を取り今度こそちゃんとりっちゃんについて行く。
あ、最後に!
「あ、あの。有難う御座いました!」
軽くペコッと男の子にお辞儀をしてりっちゃんの後についていった。
ここで私は菊池くんという存在を忘れていた。