「りっさー!オッハヨン♪」
そう言って思いっきり抱き着いてくる私の親友。
宮浦 律香(ミヤウラ リツカ)
通称 りっちゃん!
「りっちゃん!おはよ〜」
ニコリと笑顔で挨拶を返すと、りっちゃんも笑顔で返してくれる!
あ、りっちゃんとは小学生からの大親友であり幼馴染みでもある。
とっても仲が良くて、隠し事なんて一切ありません!って程本当に仲良しなんです!
校門に入って桜並木が並ぶ正面玄関への道をりっちゃんと歩きながら昨日見たテレビのことで盛り上がる。
そんな中、一際ざわざわとなっている場所が一部。
なんだろ?って思いながらジーッと見つめてるとそんな私の様子に気付いたりっちゃんは少し苦い顔をした。
「でた、菊池ファン!毎朝毎朝よくやるよ。」
呆れたように深く溜息を付いたりっちゃんは私の手を取った。
「ほら、はぐれたらだめでしょ?」
にやっと意地悪く言ったりっちゃんはギュッと私の手を握り締め、菊池?ファンと言う人達が集まってる正面玄関へ目指した。
「も〜!子供じゃないもん!」
頬を膨らませ口を尖らせて言うと、りっちゃんは小さい子をあやすかのように頭をよしよしとなでた。
もー!何時もこうなんだ!
私が不貞腐れた度に頭を撫でてくる。
それは小学生の頃からで、これをしたら私のご機嫌が取れるということが分かっているりっちゃんは、
逆にしようとする。
まあ、機嫌が直るのはほんとだけど!
不貞腐れ半分りっちゃんの手が心地よい半分凄く不思議な気持ち。
気付いたらずんずん菊池ファンの中に入って行っていた。
「きゃー!菊池くん!」
「菊池くん!これ作ってきたの!」
「あ、ずるーい!私のも!」
きゃーきゃーわーわーと菊池くんに対して凄い歓声?だ。
実際菊池くんを余り知らない私は女の子の叫びに近い声を聞きながら関心に思ってしまう。
そんなに菊池くんってかっこいいのかな?
興味本位から菊池くんの顔を見たくなった私はりっちゃんの手から逃れ菊池くんを見るためファンの元へ自ら入ってみた。
「あっ、ちょっとりさ!?」
りっちゃんの私を呼ぶ声は歓声に消されて私の耳には届かなかった。
そう言って思いっきり抱き着いてくる私の親友。
宮浦 律香(ミヤウラ リツカ)
通称 りっちゃん!
「りっちゃん!おはよ〜」
ニコリと笑顔で挨拶を返すと、りっちゃんも笑顔で返してくれる!
あ、りっちゃんとは小学生からの大親友であり幼馴染みでもある。
とっても仲が良くて、隠し事なんて一切ありません!って程本当に仲良しなんです!
校門に入って桜並木が並ぶ正面玄関への道をりっちゃんと歩きながら昨日見たテレビのことで盛り上がる。
そんな中、一際ざわざわとなっている場所が一部。
なんだろ?って思いながらジーッと見つめてるとそんな私の様子に気付いたりっちゃんは少し苦い顔をした。
「でた、菊池ファン!毎朝毎朝よくやるよ。」
呆れたように深く溜息を付いたりっちゃんは私の手を取った。
「ほら、はぐれたらだめでしょ?」
にやっと意地悪く言ったりっちゃんはギュッと私の手を握り締め、菊池?ファンと言う人達が集まってる正面玄関へ目指した。
「も〜!子供じゃないもん!」
頬を膨らませ口を尖らせて言うと、りっちゃんは小さい子をあやすかのように頭をよしよしとなでた。
もー!何時もこうなんだ!
私が不貞腐れた度に頭を撫でてくる。
それは小学生の頃からで、これをしたら私のご機嫌が取れるということが分かっているりっちゃんは、
逆にしようとする。
まあ、機嫌が直るのはほんとだけど!
不貞腐れ半分りっちゃんの手が心地よい半分凄く不思議な気持ち。
気付いたらずんずん菊池ファンの中に入って行っていた。
「きゃー!菊池くん!」
「菊池くん!これ作ってきたの!」
「あ、ずるーい!私のも!」
きゃーきゃーわーわーと菊池くんに対して凄い歓声?だ。
実際菊池くんを余り知らない私は女の子の叫びに近い声を聞きながら関心に思ってしまう。
そんなに菊池くんってかっこいいのかな?
興味本位から菊池くんの顔を見たくなった私はりっちゃんの手から逃れ菊池くんを見るためファンの元へ自ら入ってみた。
「あっ、ちょっとりさ!?」
りっちゃんの私を呼ぶ声は歓声に消されて私の耳には届かなかった。