魔王の娘が勇者になりたいって変ですか?

 万桜たちが、パンドラ艦の外にでる。
 するとそこにはダークグラムの機体と数体のドールがそこにいた。

「ドール……
 人工知能兵機!」

 焔が、そう言って一歩進む。

「焔、あまり先行するな!」

 バルドが、そう言ってフェアリー・ソウルの方を見る。

「わかっているけど……
 ドールの一番最初の開発者は俺の親父なんだ!
 親父が、今回に一件に関わっているのなら……
 俺は、アイツを!」

「そうカリカリしなさんなって!」

 大きな声で嘆く焔にジョーカーがそう言って諭す。

「ジョーカーさんの言うとおりだよ。
 戦闘で冷静さを失ったら勝てるものも勝てなくなるよ」

 丹歌が、そう言うとティー・セットの方に向かって銃弾が飛んでくる。
 丹歌は、それをプレゲトンで切り落とした。

「おいおい。
 その声、その機体、テルヲじゃないのか?」

「その声!ジルか?」

 焔が、そう言ってその機体のほうを睨む。
 そこには黒い機体が立っていた。

「質問しているのは、俺の方なんだよ!
 焔!」

 黒い機体が、そう言って鞭を伸ばしフェアリー・ソウルの右腕に絡みつく。
 焔が、左手で右腕に絡みつく鞭を外そうとしたとき電流が走る。

「ぐあぁぁぁ」

 焔が悲鳴を上げる。

「お前、テルヲなんだろ?
 そうなんだろ?」

 黒い機体が、そう言って焔の腕から鞭を話すと丹歌の方に鞭を伸ばした。
 丹歌は、その鞭を避ける。

「当たらないよ」

 丹歌は、そう言ってプレゲトンを構える。

「貴様!
 テルヲのくせに生意気なんだよ!
 おとなしく殴られろや!」

 黒い機体は、そう言って大きく笑った。