―――そんな事していたら、不審者として通報されるわよ!!



   ・・・って言うか、誰か通報して!!


 
   一刻も早くここから遠ざけてぇっ!





 ママさんたちの視界の隅に映るダースベーダーは、こりずに手をふり続けている。




―――旦那の給料が下がってもいい!


   子供がテストで0点とってもいい!


 



―――神様、どうかあの脳天気なダースベーダーを私たちの見えない所へー!!





 これまで神など信じなかった彼女たちだが、この時ばかりは心の底から神に祈った。