「だめだって!」
「仕方ないんですよ!俺だって!俺だって、嫌っすよ。、、、若菜の事、大好きだから」
「すいません。もう俺、行きますね」
そういって、俺は走ってその場を離れた。
あ~、宮石先輩に当たっちゃった。最悪だなぁ、俺。宮石先輩泣いてたし。
なんでこんな事になったんだろう。過去を振り返ったら、俺が悪いよな。
環七と中途半端に終わらせたから。あの時、ちゃんと別れてればこんな事にならなかったかな。
ずっとそのことを考えてた。でも何も解決することなく、朝が来た。
ーピンポーンー
インターホンを見ると若菜が写っていた。
はあ、いよいよだなぁ。
「若菜、ちょっと待って」
「うん」
それから俺は準備をし、外へ出た。
「ゴメン、待った?」
「ううん、行こ?」
そういって、若菜が俺と手を握ろうとする。、、、だめだ。握っちゃ。
俺は、自分の手を後ろへ隠した。


