「彼女さんとか、いるんですか?」
瀬戸くんは目をまん丸にして、首を横に振った。
こんなにカッコよくても、彼女いないんだ…。
理想が高いとか?
「あ、でも気になる人はいるかな〜」
ふいに目が合った。
やっぱり、一緒に登校はマズイんじゃ…
その気になる人と、私と2人で登校しているのを、バッタリ見てしまったら。
それは大変。
「じゃあ、登校するのは…」
「紅音ちゃんだからいーの」
ドキっとした。
友達って思ってくれてるのかな…
そんな憧れの人から、友達って思ってくれてるなんて…最近の私、本当にツイてる!!!!!

