拓磨side
日和『拓磨は一生知らなくていい』
そういって出て行っちまった。
…俺、何やってんだろ。
色々と考えてたら、日和の母さんに呼ばれた。
下に下りて、俺と日和は無言。
このまま新年を迎えるって、最悪だ。
日和も思ってるだろう。…しかたない
拓磨『……日和。』
日和『……なに?』
拓磨『ご飯食ったら部屋に来い』
日和『……うん。』
俺は、仲直りする事を選んだ。
つか、あれって喧嘩なのか?
俺は、日和のことが好きなのか?
好きじゃなかったら胸が痛んだりしないはずだし。
たぶん、そうなんだろう。
……伝える気はないけど。
日和が迷惑だろうからな。
あいつは俺のことを幼なじみとしか思っていない。
まぁ、とりあえず、謝るか。
俺は一足先に部屋に戻った。

