次の日ー。大晦日ー。

拓磨の家に行き、
拓まま『あら!ひよちゃんメイクしてる?いつもより可愛いじゃないっ!
って…いつも可愛いんだけどねー!』


日和『拓まま?お世辞はいらん!』



まま『はいはい笑笑
いいから拓磨の部屋行っといで!』


そのあと、拓ままが
『お世辞じゃないのに……』
って言ってることは私は知らない。


コンコン

拓磨『……だれ。』


日和『私。……日和。』


入ればと言われたから入った。


入ったら拓磨は本を読んでいた。


ちらっと横目でこっちを見てまたすぐに本に目を戻した。


日和『………………』


拓磨『……なぁ。お前って真也と付き合ってんの?』



日和『……へ?付き合ってないよ?
告白はされたけどね……』

そう、私、この間学校でもまぁまぁモテる鈴木 真也くん(すずき しんや)に告白
されたんです……



真也『俺、お前のこと好きなんだ。
付き合ってくれないかな。』



日和『……ごめん。好きな人がいるの。』


それを聞いて真也くんは、『諦めねぇから!』と、叫んで去って行ったの。


迷惑きわまりねぇ。正直ね笑


だってー、私は拓磨のことが好きなんだし?


拓磨『……あっそ。』


日和『……拓磨?』


拓磨『……なに。』



日和『……拓磨は、好きな人いるの?』