「ねえ、那岐。」 静寂を破ったのは那美だった。 「ああ。…分かった。」 那岐はそれに答え、状況を伺っている花月に条件を差し出した。 「交換条件は、お前のその命。」 「それでいいなら、貴女の大切なモノ守ってあげる。」 急な展開に驚いた花月だったが、2人の希望を手に入れた喜びから力強く答えていた。 例え自らの命が犠牲になると分かっていても… 「…はい!!!」 辺りには、那岐と那美の神々しい声が響きわたっていた。 「「神薙花月。お前の願いを聞き入れよう!!」」