「村のものでさえも、使ったことが無いのに、余所の村の者に使えるか! 行くぞ、那美!」 「そこを何とかお願いします!守って欲しいモノがあるんです!!」 「待って那岐!!」 さっきまで黙って聞いていた那美が、急に花月の言葉に反応した。 「…那美?」 那岐が、急に態度を変えた那美に問いかけるのと、那美がその力を使うのは同時だった。