遠くから聞こえてくる鳥の声。 しかし、その鳥の姿はどこにも見当たらない。 森に囲まれたその場所も、よく見てみると不思議な形をした巣らしきものが転がっていた。 だが、そこにも゛鳥の姿゛は存在しなかった。 そこで動いている2つの影。 それは、人間の大人に見えなくもないが、その2つの影はどうやら遊んでいるように見えた。 懐かしい歌とともにその影ははっきりしていき… 「「あんた方何処さー肥後さー肥後何処さー熊本さー…」」