そのストラップとはピンクを基調とした女子力高めな可愛いドラムセットのストラップだった。
「そしてもう一つ特典として、家まで送ってやる」
「はっ、ああああの」
私の顔が一気に熱くなる。
照れる。とても照れる。
「あっ、ありがとうございます」
私は先輩から視線を外しながら礼を言った。
先輩がストラップを私の手に握らせる。
こんな可愛いストラップ、高かったんだろうな。
「まあ、ストラップはセールで200円くらいだったから安い買い物だった。超年末セール最高」
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