「梨々香は……なんで……ここにいるの……?」 梨々香はため息をついてから口を開いた。 「教室でこれをみつけたの。」 梨々香は小さなカードを見せてきた。 それは私が無くしたはずの診察券だった。 「おかしいと思ったんだよ。胡桃はどこも悪くないのに診察券なんて。」 そうだよね、骨折ごときに診察券なんて。 「だから、調べるために病院にきた。すると胡桃の担当医の先生が全部話してくれたよ。」 そっか。 まぁ、いつかはバレるって思ってた。