なんて考えていたら、 「胡桃ちゃん!」 後ろから聞き覚えのある声がした。 「桜井くん、どうしたの?」 桜井くんはウキウキした表情で話しかけてきた。 「あのさ、勉強教えてくれたじゃん? 俺さ、点数ものすんごくよかったんだ! だから、お礼にどっか出かけない? 俺のおごりで!」 え、こんな暑いのに? めんどくさい。