「あっ、そーいやお前、今日暇だよな。日直の仕事変わってくんね?」



暇だと決めつけられたことにちょっとだけムッとしたけど、本当に暇だから仕方がない



「別にいいけど……なんで?」



すると悠也がニヤリと笑った


……………しまった



「そんなのデートに決まってんだろ、デ・エ・ト♡」



やっぱり…………


鼻の下を伸ばしてニヤニヤしているこいつの頭を一発殴った



こいつには中学から付き合っていて、素晴らしいほど溺愛している彼女がいる