眠たそうに欠伸をしていた奏斗が私を見て唖然とする。 「なによ…」 「あっ!いやっ!いつもとちげーからっ!」 慌てたようにそういう奏斗は珍しく見ていて面白い。 「星羅からのご命令ですから。」 そう。昨日家に帰るとLINEが来ていて 『明日からいつもの髪型じゃなくて可愛い髪型にしてきてー!』 と言われた。