当麻はひとしきり笑うと、皆藤をみた。 「皆藤刑事。犯人の指紋がでる確率は非常に低いです……でも。紀之の皮膚は出てもおかしくないでしょ」 そういえば。 やっと合点がいった。 「わかった。至急、鑑識にまわす。お前は?来るのか?」 「……そうですね。発見時の資料にも目を通しておきたいです」 「わかった。……でも、車はどうするんだ?」 皆藤が言うと、当麻は仲良さげに話す富山と優衣をみた。