全く。どこまで自由なんだ! 優衣は当麻をにらもうと机をみたが、いつも寝ているはずの当麻がいない。 「あれ?社長は……」 「ああ。あそこ」 日向の目線の先には昨日優衣も通された応接室。 応接室には三十代前半の女性が不安げな様子で椅子に座っていた。