キライなあいつをスキになりました。





午後4時。






話し合いも順調に終わり、私達はバスの中。





帰宅中。







「あーあ、あっという間だったね、伊吹。」






隣につまんなさそうに座っている伊吹。





「そうか?俺は長く感じたけど。」






「でも、今日の話し合い、みんなで意見だして、ちゃんとまとめて発表できたし、すっごく嬉しかったなあ。ね、伊吹もそう思わない?」






「どうだか。」






「えーもう。ノリ悪いなあ。どうしたの?疲れた?」





「疲れた。お前のせいで。」






なっ!!!!





「わ、私のせい~......?」





伊吹め......





「私だってやらかしたくてやらかしたんじゃないもん、伊吹だって......」






あれ......伊吹......





「寝てる......?」





ほっぺをつねっても、揺らしても、全く反応しない。





「なーんだ、寝ちゃったのかあ。..................たくさん振り回してごめんね、伊吹。」





私は小さい声でそういった。