「はぁ、、、ここ、どこ?」

外に出ようと、フラつく足を一歩一歩前にだす

と、ドアが開いた

私は開けてない……

誰?

顔を上げると、そこには柔らかい雰囲気の女性と、その後ろに隠れている少女がいた

「あのっ、」

ここどこですか?、と聞く前に女性は慌てた様子で話しかけてきた

「ちょっ!ダメでしょう!?まだ傷治ってないのに!」

「え、?」

「ほらー!そんなにフラフラで!治るもんも治らないわよ?寝なさい!」

「え?え?ええ?」

考える間も無く、起きた時の体制に戻された

「……ごめんなさい、?」

なんだか、悪い、、というか、怒られたような気がしたから謝った

「あら!良い子ね!ふふっ」

落ち込んでいる私の頭を、優しく笑って撫でてくれた