その夢を叶えるために漫画を描いて描いて、上手くなろうと頑張った。
小学校卒業の頃には売れない漫画家、なんて言われていた。
だけど言い返すことができないほどにその頃の私の漫画は下手で。
言い返せないのが悔しくて、描きまくった。
だからなのか、4月を終える頃にはすっかり中学校生活や部活にも慣れて、完璧な中学生になりきれていた。
ある時には近所のスーパーへ勝手に遊びに行ったり。
母校、池原小学校へ遊びに行ったり。
やっぱり母校へ行くと懐かしくて、考えるものもあった。
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