自分の担当時間が終わると、奏人のクラスの模擬店へいたずら感覚でちょっと顔を見せに行ったりも.....w

一生懸命売っている奏人の姿はすっっごくかっこよくて、惚れ直したのは本人には内緒。笑

まぁ相変わらず、奏人に話しかけるなんてことは恥ずかしくて出来なかったけれど.....。

不器用でつたなくて、お世辞にもうまいとは言えない愛情表現。

その時のウチにはそれが精一杯の【愛情表現】だったんだ。

こんな形でしか愛情表現ができないのには訳があった。

小学校時代のいくつかの失恋が私を弱く、もろくしてたから。

怖くて怖くて、奏人に嫌われたくはなかったから。