すると、どこかから威勢のいい声が聞こえてきて。

ふと振り返ると各クラスの売り子の子が食べ物やその他もろもろを売っているところだった。

もちろん私も模擬店の当番は当たっていて、時間がくるとお手伝いしに行かなくてはいけない。

チラチラと時計を見つつ、模擬店を回った。ほとんど一人でブラブラとしてた。

友達と模擬店の当番の時間が違っていたから、かなり暇だった。

私のクラスはパフェを売ることになっていて、各作業ごとに分担して売ることにしてた。

私が担当したのは、ポッキーをさす役割で、あまりすることもなくかなりヒマだったから、適当に自分のクラスのほかの係を手伝ってた。