君と私の5年間。

もちろん手なんて繋いだことすらなかった私。

だから....こころの準備ってものが...!?すると、奏人。

「じゃ、こっち向いて....」すごく色っぽい顔で、見られる。

「うん...っ....」

どんどん奏人の顔が近づいてくる。唇が触れてー.....。一秒さえ、長く感じられた。

このまま、息が止まるとさえ思えてー....。

「........」 「........」

キスし終わったあと、やっぱり照れくさくて、2人して、黙ってしまった。

長ーーい沈黙を破ったのは、奏人だった。

「あのさ....まぁ、真剣な話なんやけど...。」