怖い怖い怖い怖い怖い怖い。


爪が食い込んで手から血が流れる。
痛いよ。離して。


海夜「愛美。俺、愛美が好きなんだよ

誰よりも好きなんだよ。だから
離して。なんて言わないでよ。」


そして強く抱きしめる。


暖かくて涙が出てくる。

そぉだよね。海夜さんを不安にさせて
しまったのは私なんだよね。
ごめんね。海夜さん。

愛美「ぅん。ごめん。」


あんなに大切にしてくれる人
この人しか居ないって思ったっ。

それを間違えなんて思わなかった。