ーー 「ケチャップだけじゃなくて、色々買って来てしまった。やっぱり、一人で買い物するのはいいなぁ」 ついつい独り言が出てしまうほど、一人での外出が久々過ぎて楽しんでしまった。 帰宅する。鍵が開いていた。 「……」 「おかえり、雨音。出て行ってから、もう一時間は経つね」 当たり前のように、彼が部屋にいた。